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  1. さいたま市議会 2017-06-29
    06月29日-06号


    取得元: さいたま市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-13
    平成29年  6月 定例会平成29年      さいたま市議会会議録6月29日                         平成29年6月定例会-----------------------------------第23日平成29年6月29日(木曜日 午前10時開議)本日の議事日程(第6号) 第1 開議 第2 諸報告 第3 市長提出議案及び請願の上程(市長提出議案第114号~第130号、平成28年請願第6号、第20号、平成29年請願第10号~第17号、第19号~第27号) 第4 委員長報告 第5 委員長報告に対する質疑 第6 請願第19号の取り下げの件 第7 特別委員会の設置及び付託 第8 特別委員の選任 第9 特別委員長報告 第10 委員長報告に対する質疑 第11 特別委員会中間報告 第12 中間報告に対する質疑 第13 特別委員会の名称の変更及び委員定数の変更 第14 諸報告 第15 特別委員会の設置及び付託 第16 特別委員の選任 第17 諸報告 第18 市長提出追加議案の上程(議案第138号) 第19 議案説明 第20 議案に対する質疑 第21 議案の委員会付託 第22 散会-----------------------------------本日の出席議員   60名     1番  石関洋臣     2番  土橋勇司     3番  都築龍太     4番  傳田ひろみ     5番  斉藤健一     6番  大木 学     7番  高子 景     8番  川村 準     9番  新井森夫    10番  玉井哲夫    11番  井原 隆    12番  金井康博    13番  武田和浩    14番  小川寿士    15番  小柳嘉文    16番  浜口健司    17番  冨田かおり   18番  西沢鈴子    19番  吉田一志    20番  松村敏夫    21番  吉田一郎    22番  伊藤 仕    23番  桶本大輔    24番  稲川智美    25番  渋谷佳孝    26番  池田麻里    27番  三神尊志    28番  西山幸代    29番  谷中信人    30番  武山広道    31番  神坂達成    32番  松下壮一    33番  守谷千津子   34番  久保美樹    35番  青羽健仁    36番  島崎 豊    37番  帆足和之    38番  新藤信夫    39番  高柳俊哉    40番  添野ふみ子    41番  土井裕之    42番  熊谷裕人    43番  井上伸一    44番  宮沢則之    45番  神田義行    46番  鳥海敏行    47番  戸島義子    48番  中山欽哉    49番  野口吉明    50番  萩原章弘    51番  中島隆一    52番  関根信明    53番  鶴崎敏康    54番  神崎 功    55番  高野秀樹    56番  小森谷 優    57番  上三信 彰   58番  山崎 章    59番  江原大輔    60番  阪本克己   欠席議員   なし職務のため議場に出席した議会局職員の職氏名 局長        辻村公雄   議事調査部長    奥山清也 議事調査部次長 議事課長      林 祐樹   議事課長補佐    中村哲也 事務取扱い 議事課              議事課           小山 寧             本郷智視 議事第1係長           議事第2係長 議事課              議事課           島村一誠             鶴見紀久美 議事第1係主査          議事第1係主事地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長        清水勇人   副市長       遠藤秀一 副市長       日野 徹   副市長       本間和義 水道事業管理者   森田 治   教育長       細田眞由美 技監        松本勝正   都市戦略本部長   真々田和男 総務局長      伊藤道夫   財政局長      原  修                  スポーツ文化 市民局長      石川 均             蓬田 潔                  局長 保健福祉局長    志村忠信   子ども未来局長   中島マリ子 環境局長      小林盛遠   経済局長      吉沢浩之 都市局長      中野英明   建設局長      中島圭一 消防局長      大熊郁夫   会計管理者     関根文人 水道局長      川崎照正   副教育長      久保田 章 選挙管理委員会          人事委員会           後藤由喜雄            小野里 毅 事務局長             事務局長                  農業委員会 監査事務局長    武者清人             河本 稔                  事務局長午前10時07分開議  出席議員    60名     1番   2番   3番   4番   5番   6番     7番   8番   9番   10番   11番   12番     13番   14番   15番   16番   17番   18番     19番   20番   21番   22番   23番   24番     25番   26番   27番   28番   29番   30番     31番   32番   33番   34番   35番   36番     37番   38番   39番   40番   41番   42番     43番   44番   45番   46番   47番   48番     49番   50番   51番   52番   53番   54番     55番   56番   57番   58番   59番   60番欠席議員    なし △開議の宣告 ○桶本大輔議長 ただいまから、本日の会議を開きます。        ---------------- △諸報告 △医療提供体制待機児童対策特別委員の辞任及び選任 ○桶本大輔議長 初めに、諸報告を行います。 医療提供体制待機児童対策特別委員の辞任及び選任につきまして御報告いたします。 医療提供体制待機児童対策特別委員の辞任及び選任につきましては、お手元に配付いたしました名簿のとおり、委員の辞任願の提出がありましたので、委員会条例第14条の規定によりこれを許可し、同条例第8条第1項の規定により、議長から指名いたしましたので、御報告いたします。〔参照〕-医療提供体制待機児童対策特別委員辞任選任名簿-        ----------------市長提出議案及び請願の一括上程 ○桶本大輔議長 次に、市長提出議案第114号から第130号、平成28年請願第6号、第20号、平成29年請願第10号から第17号及び第19号から第27号の36件を一括して議題といたします。        ----------------委員会審査結果報告 ○桶本大輔議長 各常任委員長及び議会運営委員長から、審査結果報告書が提出されておりますので、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。〔参照〕-委員会審査結果報告一覧-        ----------------委員長報告総合政策委員長報告桶本大輔議長 各常任委員長及び議会運営委員長から、審査の経過並びに結果について報告を求めます。 まず、総合政策委員長 武田和浩議員     〔武田和浩議員登壇〕(拍手起こる) ◆武田和浩総合政策委員長 総合政策委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案2件及び請願7件であります。以下、順次、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第119号「さいたま市職員退職手当条例の一部を改正する条例の制定について」は、執行部の詳細な説明を了とし、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第120号「さいたま市市税条例の一部を改正する条例の制定について」、本件では、県費負担教職員の財源移譲に伴う影響額、配偶者控除の見直しによる影響額などについて質疑応答の後、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 初めに、請願第19号「組織犯罪防止法改正案を廃案にするよう国へ意見書を提出することを求める請願」については、6月16日付で請願者より取り下げの申し出があり、全員異議なく、取り下げを了承することに決しました。 次に、請願第10号「「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める意見書を国に提出することを求める請願」についてですが、本件では、請願記載事項の事実確認について参考意見を求める発言の後、討論では、まず不採択の立場から、農業者戸別所得補償制度は農業の経営安定に寄与する重要な制度であるが、農業政策の意見書としては、その復活を求めるだけでは不十分であり、国際競争力のある農業育成に向けた構造改善策も含めた総合的な提言内容とすべきと考え、請願内容に理解できるところがあるものの、不採択を主張するとの討論。 次に、採択の立場から、米価の下落が続く中、主要農産物の農家の所得を補償する農業者戸別所得補償制度が措置されていたが、平成26年度から制度が大きく変わり年々削減される中、平成30年産の米からは廃止される状況である。農家の所得をきちんと保障するこの制度は、日本の農業を守る点から極めて重要な施策であると考え、採択を主張するとの討論の後、採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第11号「記者提供資料 記者への情報提供の問題点について」ですが、本件では、記者発表資料市ホームページへの掲載のルール、請願掲載事項の事実確認、記者が独自努力で入手した資料と市の記者発表資料との取り扱いの違いなどについて参考意見を求める発言の後、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第12号「会計規則の見直しについて」ですが、本件では、臨時福祉給付金資金前渡金で処理する事案、他の政令指定都市での資金前渡金の規定の内容、臨時福祉給付金の実施時期などについて参考意見を求める発言の後、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第13号「さいたま市代表電話とコールセンター業務委託について」ですが、本件では、請願記載事項の事実確認、代表電話統合後に苦情がふえたことに対する認識などについて参考意見を求める発言の後、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第14号「さいたま市職員等の旅費に関する条例・施行規則・運用等の見直しについて」ですが、本件では、給与の手引きの改訂状況、条例における随行の定義の有無などについて参考意見を求める発言の後、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第23号「専決処分の制度改善の意見書を国に求める請願」ですが、本件では、執行部に対し、参考意見を求める発言はございませんでした。また、討論する者はなく、採決の結果、採択に賛成する者もなく、不採択とすべきものと決しました。 以上で、総合政策委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------文教委員長報告桶本大輔議長 次に、文教委員長 西山幸代議員     〔西山幸代議員登壇〕(拍手起こる) ◆西山幸代文教委員長 文教委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件のうち、議案5件及び請願2件について、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第121号「さいたま市教職員退職手当条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、給付の対象となる事由の詳細等について質疑応答の後、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第122号「さいたま市立学校設置条例及びさいたま市図書館条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、町の区画が新たに画されたことに合わせ、伝統ある地名を変更することについての見解等について質疑応答の後、討論では、まず原案に反対の立場から、地名の変更自体に反対した経緯もあり、本件も学校の敷地の住所を変えなければならない必然性はない。植竹中学校は土呂町のままで何の問題にもなっておらず、あえて変更する必要はないことから、本議案に反対するとの討論。 次に、原案に賛成の立場から、本件は区画整理事業により対象地域全体の区域と町名が変更されるものであり、改正は当然妥当と考えるため、本議案に賛成するとの討論の後、採決の結果、多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第123号「さいたま市立小学校における教員の指導の事実等に関する第三者調査委員会条例を廃止する条例の制定について」ですが、本件では、第三者調査委員会の常設化、重大な事件に対する原因究明方法、教員の指導に関する調査、廃止に対する遺族の意向確認、条例廃止後の調査の継続等について質疑応答の後、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第127号「議決事項の一部変更について(指定管理者の指定(さいたま市浦和西体育館))」、議案第128号「指定管理者の指定について(さいたま市浦和西体育館)」、以上2件は関連がありますので、一括審査いたしました。 本2件では、財務状況及び経営の安定性、指定管理者選定方法等について質疑応答の後、採決の結果、本2件は全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 初めに、請願第15号「給付型奨学金制度創設に関する請願書」についてですが、本件では、執行部に対し、国の給付型奨学金制度の評価及び支給要件、他自治体の奨学金制度の状況等について参考意見を求める発言の後、討論では、まず不採択の立場から、給付型奨学金制度の創設については、必要な政策であると考えるが、制度の設計にはさまざまな基準や条件を慎重に検討し、限られた財源を真に奨学金を必要とする方に確実に届ける必要がある。拙速な実施はかえって制度の趣旨をゆがめる可能性が高く、制度の実効性を高めるため、議論を煮詰めた上で施策化を図る必要があると考えることから、不採択すべきとの討論。 次に、採択の立場から、学生は奨学金に頼らざるを得ない状況で、卒業と同時に借金を背負って社会に出ることになる。給付型奨学金の制度を拡充するよう国に意見を上げると同時に、市独自の給付型奨学金制度を創設すべきである。 同じく、採択の立場から、経済的なゆとりが持てなくても学力があり、勉強したいと意欲もある人たちのため、給付型奨学金の制度を拡充していく必要があると考えることから採択すべきとの討論があり、採択の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第16号「義務教育費完全無償化を求める請願」ですが、本件では、執行部に対し、高等教育の無償化に関する国の検討状況、憲法に規定する義務教育の無償と給食費について、小学校、中学校の就学費用、就学援助率及び給食費の未納と対策等について参考意見を求める発言の後、討論では、まず不採択の立場から、憲法の義務教育はこれを無償とするの意味については、最高裁判所判例で授業料不徴収の意味と解することが相当との解釈が確定している。所得の低い家庭は、就学援助制度により給食費は全額支給され、学用品等にも援助がなされていることが参考意見聴取でも確認できたことから、不採択すべきとの討論。 同じく、不採択の立場から、給食費を完全無償化することは、経済的に十分に支払いが可能な高所得者にも恩恵があることに疑問が残ることから、不採択すべきとの討論。 次に、採択の立場から、本市における就学援助制度は生活保護の1.2倍と線引きがあり、圧倒的多くの家庭では、義務教育であっても保護者が教育費を負担している。教育費の負担は家計を圧迫し、少子化に歯どめがかからない大きな社会問題となっている。学校給食への無料化や負担軽減の施策を本市でも優先的に進めるべきと考えることから、採択すべきとの討論があり、採択の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。 以上で、文教委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------市民生活委員長報告桶本大輔議長 次に、市民生活委員長 伊藤仕議員     〔伊藤仕議員登壇〕(拍手起こる) ◆伊藤仕市民生活委員長 市民生活委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました議案1件、請願1件について、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第118号「さいたま市区の設置等に関する条例及びさいたま市コミュニティ施設条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、住民への説明はどのように行われてきたか、該当区域の町名ごとの世帯数、町名決定において岩槻区のほうも美園を使用することとした経緯等について質疑応答の後、採決の結果、起立総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 平成28年請願第6号「六日町山の家にエレベーターを設置してください」についてですが、本件では、執行部に対し、施設のあり方の検討の経緯と現在の状況、改築、新築または廃止とした場合におけるそれぞれの費用などの参考意見を求める発言の後、討論では、まず不採択の立場から、施設の存続が決まり大規模な建てかえや修繕が進められる場合には、誰もが利用しやすい保養所を目指すよう申し添えるが、施設のあり方について存廃を含め検討が続いている状況であり、施設の将来見通しがついていない状況においては、単なる改修や簡単な修繕時にエレベーターの設置を進めることは現実的ではないため、不採択を主張するとの討論。 同じく、不採択の立場から、六日町山の家は、老朽化により耐震基準も満たしていないため、大規模修繕か新築かなど施設のあり方を執行部で検討しているところである。エレベーターのみを設置すると約2億円の費用がかかるとのことで、現段階においてエレベーターのみを設置することは難しいと考える。なお、今後大規模修繕または新築建てかえで方針決定した場合には、エレベーター設置バリアフリー対応が必要不可欠であり、早期整備すべきであることを申し添え、不採択を主張するとの討論。 次に、採択の立場から、六日町山の家にはエレベーターがないために、高齢者や障害者の方々が利用しにくい状況である。参考意見聴取で、譲渡、売却は事実上難しく、継続か廃止かを含めてさらに検討していくとのことだが、さいたま市の保養施設として引き続き維持していただきたいとの強い思いがある。利用者も増加傾向にあり、地元南魚沼市からの評価も非常に高いことから、一層さいたま市民に使いやすい施設とするために、エレベーター設置は不可欠であり、採択を主張するとの討論の後、採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。 以上で、市民生活委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------
    保健福祉委員長報告桶本大輔議長 次に、保健福祉委員長 谷中信人議員     〔谷中信人議員登壇〕(拍手起こる) ◆谷中信人保健福祉委員長 保健福祉委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案2件、請願1件であります。以下、順次、審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 議案第124号「さいたま市児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第125号「さいたま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」の2件について、一括して申し上げます。 議案第124号では、施設の名称変更の理由、子どもケアホームを開設する準備が現時点でどこまで進んでいるのかなどについて、議案第125号では、本市の国保加入者の中に該当者は実際にいるのかについて、それぞれ質疑応答の後、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 請願第17号「国民健康保険制度の埼玉県単位化に伴う請願」についてですが、本件では、執行部に対し、現状と単位化された後の保険税額の差額などについて参考意見を求める発言の後、討論では、まず不採択の立場から、医療保険改革法案の最大の目的は、慢性的に赤字体質が続く国民健康保険の財政基盤を強化するためのものである。この法案では、現在の国保支払者のみならず、大企業社員や公務員の負担をふやす総報酬制の導入も盛り込まれていて、国からも国保に財政支援をすることになっており、今後の国保運営を健全化させるためにも、国の決定はいたし方ないとの判断から、不採択を主張するとの討論。 次に、採択の立場から、国保の県単位化は市町村国保財政的基盤の脆弱さの是正を目指すとされているが、それに伴う国からの財政支援では全く足りない実態がある。その一方で、一般会計からの繰り入れを解消するよう求められており、そうなれば国保税の引き上げが必須条件になってくる。これ以上の値上げは、市民負担の限界を超えてしまうことは明らかであり、市民を守る立場から県単位化の問題を考え、対策を講ずるべきだという本請願の趣旨に賛成であり、採択すべきとの討論。 同じく、採択の立場から、日本の国民皆保険制度は、アメリカなどからも高く評価されており、所得に左右されず適切な医療をできるだけ低価格で受けられる権利は、憲法第25条、生存権の精神に合致するものである。昨今の国際政治に求められるものは、格差是正であり、国保の広域化に伴う国保税の値上げは、この動きに逆行するものであるため、国際政治のトレンドにのっとった政策が見られる本請願の採択を主張するとの討論の後、採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。 以上で、保健福祉委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------まちづくり委員長報告桶本大輔議長 次に、まちづくり委員長 武山広道議員     〔武山広道議員登壇〕(拍手起こる) ◆武山広道まちづくり委員長 まちづくり委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件のうち、議案3件及び請願3件について、順次、審査の経過と結果を御報告いたします。 初めに、議案第126号「財産の取得について(さいたま市緑区美園3丁目1番ほか1筆)」、本件では、行政財産の定義、取得価格の根拠、URとの協定に基づく取得用地の転貸し、転売禁止の有無、ウイングシティまちづくり計画との整合性の検討、公益的施設とは病院であるかなどについて質疑応答の後、討論では、まず原案に反対する立場から、本議案による財産の取得は、公益的施設に充てるためURとの約束履行による財産の取得といいながら、結果として順天堂大学病院の誘致を念頭に置いていることは明らかである。多額の税金を投入して、利用の方向が全く明らかにされない中では賛成できないことから、本議案に反対するとの討論。 次に、原案に賛成の立場から、地価の上昇傾向が続いている中、昨年度中に仮契約を行うことにより、土地取得金額の縮減の工夫も行っている。また、地区計画において公益施設としての利用が定められており、当該地区に進出の意向を示している順天堂大学病院は趣旨に合致しているが、その際には市民利益、地域の医療体制、福祉の向上を最大限に図れる取り組みを求め、本議案に賛成するとの討論。 同じく賛成の立場から、今回の土地取得に関してはURとの協定書に基づく取得であり、最終的な土地利用の目的は公益的、公共的な施設という原則の中で検討されていくべきである。立地上の問題は引き続き調査する必要があるが、土地取得はそのスタートラインと捉えていることから、本議案に賛成するとの討論の後、採決の結果、多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第129号「市道路線の認定について」、議案第130号「市道路線の廃止について」の以上2件は関連がありますので、一括審査をいたしました。 本件では、路線20457号線が市道となった経緯及び廃止に至った理由について質疑応答の後、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 初めに、平成28年請願第20号「工事写真の改ざんについて」、本件では、修正、改ざんを見破ることは可能か、改ざんや修正の事実及び市への報告の有無、市内における工事写真修正の専門業者の確認状況、修正写真が完了資料として提出された場合の対応、全件調査を行う場合の作業量、他市における警察への告発事例の有無、通知等における周知徹底の必要性、修正と改ざんの区別などについて質疑応答の後、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択にすべきものと決しました。 次に、請願第20号「東西交通大宮ルートの需要予測や総事業費、ルート比較の算出を精密にやり直して、市民に公開してください」、本件では、執行部に対し、東西交通大宮ルートに係る需要の詳細な調査の実施予定、いろいろな手法による費用対効果や早期整備の可能性を含めた検討状況について参考意見を求める発言の後、討論では、不採択の立場から、請願者が指摘するモデルルート1から4の案について、交通政策審議会の答申における位置づけを目指して示したものであり、最終案ではない。東西交通大宮ルートに関して、大宮駅周辺と浦和美園地区とのアクセスの利便性の向上をテーマとしており、東京と直結する地下鉄としての検討は、現状の審議会の議論にそぐわないことから、不採択を主張するとの討論。 同じく、不採択の立場から、執行部が公表した算出結果には、いまだ検討すべき点が残されており、根拠が薄いデータだと言わざるを得ない。根拠のないデータを見直すという趣旨は理解できるが、LRTや地下鉄に固執し、急いで事業手法を決定してほしいという趣旨には賛同できないことから、不採択を主張するとの討論の後、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択にすべきものと決しました。 次に、請願第22号「県道164号線(旧中山道)駐停車禁止地域の駐停車対策の徹底を求める請願」、本件では、執行部に対し、交通の安全確保に関する現状認識、違法駐停車対策についての考え、警察への取り締まり強化の依頼内容及びその対応状況の把握などについて参考意見を求める発言の後、討論では、不採択の立場から、本請願で指摘されている地域の駐停車対策の必要性については、執行部も認識していること。また、今後は速やかに警察に対して現場診断等を行い、路面標示等について協議を求めていく方針であることも確認できた。一方、請願にあるポストコーン設置については、道路環境上困難であるとの答弁があり、交通安全確保の観点から、その設置の必要性まで確信を持つことはできないことから、不採択を主張するとの討論。 同じく、不採択の立場から、駐車禁止対策は主に埼玉県警の権限の中で行われるべきものと承知している。したがって、参考意見からも道路管理者としての駐停車対策については、限界があることも明らかになった。ただし、執行部の答弁でも明らかなように県警との協議、あるいはその結果の精査が定期的に行われていなかった点は速やかに改善することを期待し、不採択を主張するとの討論の後、採決の結果、賛成少数により、不採択にすべきものと決しました。 以上で、まちづくり委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる)        ---------------- △予算委員長報告桶本大輔議長 次に、予算委員長 池田麻里議員     〔池田麻里議員登壇〕(拍手起こる) ◆池田麻里予算委員長 予算委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件のうち、既に先議された議案第113号を除く議案第114号から議案第117号の4件について、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 議案第114号「平成29年度さいたま市一般会計補正予算(第3号)」から議案第117号「平成29年度さいたま市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」の4件について一括議題とし、審査を行いました。 本4件では、与野本町小学校既存校舎解体に向けた近隣家屋事前調査の対象世帯数、仮設校舎の設置に伴う賃貸借契約額の積算方法、市営桜木駐車場用地土壌掘削除去工事の概要、これまでにHACCP(ハサップ)を申請した企業数、HACCPに関する講習会や現地指導の概要、男性不妊治療の助成実績と金額、一般会計から国保特別会計に対する繰出金額の増減理由等について質疑応答があり、討論では、議案第114号から第116号について原案に反対の立場から、桜木駐車場の用地活用について、事業の目的としてMICEの誘致を目指しているが、奥まったところにあり、南北が住宅に囲まれ立地が適しているとは言えない。浦和東部・岩槻南部地域整備推進事業について、順天堂大学病院の誘致が有力な候補であり、その順天堂大学病院は地下鉄7号線の延伸を要望している。市民の負担が重くなりかねない地下鉄延伸に、市税を使うわけにはいかない。特定教育・保育施設等運営事業について、保育士の子供の預かり支援利用料金貸付事業は評価できるが、貸付金額を半額ではなく全額にすべきである。また、高額療養費の自己負担限度額を引き上げるシステム改修、後期高齢者医療制度の軽減措置廃止については、市民の自己負担を上げる増税とも言うべき内容である。以上の理由から、3議案に反対との討論。 次に、議案第114号から第116号について、原案に賛成の立場から、議案第114号について、保育人材の確保、不妊治療支援、産婦健康診査など、健康福祉の充実に寄与する内容の予算であり、与野本町小学校複合施設整備関連事業など注目される事業費も計上されており、事業の進捗に大変期待する。HACCPについては、国際基準にのっとった手法であり、平成30年度に食品衛生法の改正も予定され、その普及、導入に向けた取り組みは必要である。桜木駐車場用地活用事業、浦和東部・岩槻南部地域整備推進事業について、MICE施設や順天堂大学病院の誘致事業とは別次元の問題で、補正予算はフッ素除去のための掘削工事や除草業務であり、市民の安心安全、良好な環境維持のため必要である。国民健康保険事業については、国の制度改正に伴うシステム改修、後期高齢者医療事業についても国の制度改正に伴う被保険者証とリーフレットの送付であり、実施しなければ市民の混乱は避けられない。よって、以上3議案に賛成との討論。 同じく、議案第114号から第116号について原案に賛成の立場から、障害者施設整備事業については、現在市内8施設における待機者が200人であると質疑の中で明らかになり、一刻も早い解消を願い、賛成する。浦和東部・岩槻南部地域整備推進事業については、公益的施設用地の使用目的も決まる方向で進んでおり、用地の適切な管理ということで、適合、適切と判断する。小学校校舎増改築事業については、現地の状況等も把握され、しっかりとした近隣家屋調査等を実施することを望み、適合と判断する。また、議案第115号、第116号については、補正目的、内容についても適正と認め、賛成するとの討論の後、採決の結果、議案第114号から第116号は多数をもって、議案第117号は全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、予算委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------議会運営委員長報告 ○桶本大輔議長 次に、議会運営委員長 阪本克己議員     〔阪本克己議員登壇〕(拍手起こる) ◆阪本克己議会運営委員長 議会運営委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件のうち、請願5件について、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、請願第21号「委員長報告を委員長自らが草案から作成することを求める請願」ですが、本件では、委員長報告の素案を作成することは、議会局職員の職務に当たらないのか等について参考意見を求める発言の後、討論はなく、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第24号「市議会のウェブサイトに請願の採決態度の提示を求める請願」ですが、本件では、現在実際にウエブサイトに請願の採決態度が掲載されていないのか、過去に検討された結果として現在の取り扱いになっているのかについて参考意見を求める発言の後、討論では、不採択の立場から、現在の取り扱いが過去に協議をして機関意思として決定されていることから、それを変更するには同じ手順を踏むべきであり、急にその流れを変えて公開とする段階ではないことから、不採択を主張するとの討論。 次に、採択の立場から、市民の請願権に基づく請願に対し、議員の採決態度を示すことは重要であり、開かれた議会という意味からもウエブサイトに公開する方向に進めていくことが必要と考えるため、採択を主張するとの討論の後、採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第25号「さいたま市議会の広報紙に、採決表を提示することを求める請願」ですが、本件では、広報紙とウエブサイトの掲載情報のすみ分けの現状とその理由について参考意見を求める発言の後、討論はなく、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第26号「市議会の会議録に、議員が所属する会派の明記を求める請願」ですが、本件では、会議録に議員の所属会派を掲載してはいけないという制限はあるのか、会議録の継続性と性格等について参考意見を求める発言の後、討論では、不採択の立場から、会議録の性格とその継続性を鑑み、今後もシンプルに記録を維持していくことが望ましいと考えるため、不採択を主張するとの討論。 次に、採択の立場から、本市議会は会派制をとっており、会派を代表し発言する機会が多く、所属会派を明記しておくことは、その発言をより理解するために必要と考えるため、採択を主張するとの討論の後、採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第27号「退席時に討論を行うことを可能にする請願」ですが、本件では、討論の意義、賛成、反対以外の討論の存在について参考意見を求める発言の後、討論はなく、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 以上で、議会運営委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる) ○桶本大輔議長 これで、各常任委員会及び議会運営委員会の委員長報告を終わります。        ----------------委員長報告に対する質疑 ○桶本大輔議長 これから、委員長報告に対する質疑を行います。 この際、申し上げます。会議規則第55条第1項の規定により、発言は全て簡明にするものとし、議題外にわたり、またはその範囲を超えぬよう要望します。 それでは、質疑の通告がありますので、発言を許します。 吉田一郎議員     〔吉田一郎議員登壇〕 ◆吉田一郎議員 どうも、おはようございます。吉田一郎です。私は、議会運営委員会の阪本委員長の委員長報告について、1点お伺いしたいと思います。 請願第24号「市議会のウェブサイトに請願の採決態度の提示を求める請願」の審査に関して、参考意見を求める発言の後、討論ではとか、採決の結果、賛成少数で不採択とするべきと決しましたとあります。私も議会運営委員会で、オブザーバーという立場で発言はできないのですけれども、見ていたのです。そうしたところ、確かにこのとおり参考意見を求める発言とか、討論で賛成、反対といって採決をやったと、確かに報告のとおりなのですけれども、そのとき審査の対象になった請願第24号の請願文書の一部が配られないまま審査をやってしまったのです、討論、採決も。終わった後になって職員のほうで、済みません、1ページ抜けていましたとか言って配ってしまっているのです。23ページが抜けていましたとか言って。これは法的に問題があるのではないですか。だって、請願の文書の一部を配らないまま審議やって、採決までやってしまったと。これがまかり通るのだったら、例えば市長が出した議案だって、議案の文書の一部を配らないまま討論、採決やってしまって、後になってもう1ページありましたと。予算審議なんか大変ですよ、予算書の一部の予算の項目を配らないまま予算審議で可決してしまった後で、済みません、予算書が1ページ抜けていました、何だ、こんなとんでもない支出があるのかということにもなるわけでございます。 したがいまして、このように請願文の一部を配付しないまま審議をやったり討論、採決を行ったことは、法的に問題ないのか、総務省のほうの見解はどうか、これを確認したいと思います。お願いいたします。     〔何事か言う人あり〕 ○桶本大輔議長 御静粛にお願いします。 議会運営委員長 阪本克己議員     〔阪本克己議員登壇〕 ◆阪本克己議会運営委員長 吉田議員に質問をいただきまして、ありがとうございます。 御承知だと思っておりますが、あえて申し上げます。請願文書表については、議場で正式に配付をされております。本来、委員会で審査をするときに、各議員がこれを持参するのが本来であります。ただ、忘れてくる議員もいるということで、あえてその抜粋を配付させていただいているところでありますので、御理解いただきたいと思います。 法的な問題ということでありますけれども、当然ながら何ら問題ないと考えております。 ○桶本大輔議長 吉田一郎議員 ◆吉田一郎議員 御答弁ありがとうございます。 念のために確認なのですけれども、こういった審議の対象となる請願も予算書も議案もそうなのですけれども、これは私はやはり審査当日に配られたものというのが最優先だと思うのです。例えば請願なんかも過去、これまで議会が始まったときに、また始まる前の議運で配られて、後に字句の修正なんかが請願者のほうから出て認められたというのもよく何回か、毎回結構あります。ですから、審査の当日に配られた請願にしても議案にしても、これが最優先だと思うのですけれども、それが1ページ抜けていたと、これはやはり問題があるのではないかと、その辺議会当日のものが最優先ではないかと思いますけれども、これに関しての御見解だけ最後にお伺いしたいと思います。 ○桶本大輔議長 阪本克己議員 ◆阪本克己議会運営委員長 先ほど申し上げたとおり、議場にて配付をさせていただいておりますので、その後訂正の申し出とかあれば、それが最優先されるものと思いますが、現在吉田議員が言われている部分については訂正等ではありませんので、正式に議場で配付されておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ○桶本大輔議長 以上で吉田一郎議員の質疑は終了いたしました。        ---------------- △議事進行について      〔吉田一郎議員「議長、議事進行」と言い、発言の許可を求める〕 ○桶本大輔議長 何の議事進行でしょうか。 吉田一郎議員 ◆吉田一郎議員 今の私の質疑に対して、非常にやじが飛んだというのは会議規則に違反していると思います。やじに応えてしまった私も大変申しわけなく思いますけれども、議長のほうで後ほど議運で、やじ、不規則発言に関して会議規則をもう一度徹底してくださるようにお願いしたいと思います。 ○桶本大輔議長 議事進行に当たりませんので、進行いたします。        ----------------委員長報告に対する質疑(続き) ○桶本大輔議長 これで、通告による質疑を終結いたします。        ---------------- △請願第19号の取り下げの件 ○桶本大輔議長 次に、請願第19号「組織犯罪防止法改正案を廃案にするよう国へ意見書を提出することを求める請願」については、請願者から取り下げたい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。 本請願につきましては、取り下げを許可することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○桶本大輔議長 御異議なしと認めます。 よって、請願第19号の取り下げは、許可することに決定いたしました。 なお、ただいま取り下げを許可いたしました請願を除く議案及び請願につきましては、あす、討論、採決を行いますので、御了承願います。        ----------------特別委員会の設置及び付託 ○桶本大輔議長 次に、特別委員会の設置及び付託を議題といたします。 お諮りいたします。 さいたま市立病院新病院建設工事に関する調査のため、病院建設工事調査特別委員会を12人の委員をもって設置し、それに付託の上、調査期間につきましては調査終了までとすることにしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○桶本大輔議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。        ---------------- △特別委員の選任 ○桶本大輔議長 次に、ただいま設置されました病院建設工事調査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付しておきました名簿のとおり議長から指名いたしますので、御了承願います。 なお、ただいま選任いたしました病院建設工事調査特別委員の方々は、次の休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を議長に報告願います。〔参照〕-特別委員名簿-        ---------------- △休憩の宣告 ○桶本大輔議長 暫時、休憩いたします。午前10時53分休憩        ----------------午前11時49分再開  出席議員    60名     1番   2番   3番   4番   5番   6番     7番   8番   9番   10番   11番   12番     13番   14番   15番   16番   17番   18番     19番   20番   21番   22番   23番   24番     25番   26番   27番   28番   29番   30番     31番   32番   33番   34番   35番   36番     37番   38番   39番   40番   41番   42番     43番   44番   45番   46番   47番   48番     49番   50番   51番   52番   53番   54番     55番   56番   57番   58番   59番   60番  欠席議員    なし △再開の宣告 ○桶本大輔議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。        ---------------- △病院建設工事調査特別委員会の正副委員長の互選結果報告 ○桶本大輔議長 先ほどの休憩中に病院建設工事調査特別委員会が開催され、正副委員長の互選を行った結果、病院建設工事調査特別委員長に熊谷裕人議員が、同じく副委員長に江原大輔議員が就任されましたので、御報告いたします。        ---------------- △動議の提出 ○桶本大輔議長 次に、先ほどの休憩中に、高野秀樹議員ほか9名から、地方自治法第98条第1項に基づく事務検査に関する動議が提出されております。 動議につきましては、お手元に配付しておきましたので、御了承願います。 所定の賛成者がありますので、本動議は成立しております。〔参照〕-動議-        ---------------- △日程追加の決定 ○桶本大輔議長 お諮りいたします。 「さいたま市立病院新病院建設工事の事務検査に関する動議」を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○桶本大輔議長 御異議なしと認めます。 よって、本動議を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。        ---------------- △事務検査に関する動議 ○桶本大輔議長 「さいたま市立病院新病院建設の事務検査に関する動議」を議題といたします。        ---------------- △動議の説明 ○桶本大輔議長 提出者から動議の説明を求めます。 高野秀樹議員     〔高野秀樹議員登壇〕(拍手起こる) ◆高野秀樹議員 それでは、ただいま提出されました動議につきまして御説明を申し上げたいと思います。 まず、この動議でありますが、動議は「さいたま市立病院新病院建設工事の事務検査に関する動議」であります。提案の理由につきましては、以下のとおり御説明いたします。 さいたま市立病院新病院建設工事に関する、事務の執行が公平・公正であるか調査するため、地方自治法第98条第1項の規定により、次のとおり、当該事務について検査する。 1 検査の対象とする事務。さいたま市立病院新病院建設工事に関する事務。 2 検査の方法。文書により次に掲げる書類の提出を求め、及び当該書類に関する事項について報告を請求して、1の事務の執行等について検査する。 (1) さいたま市立病院新病院建設工事に関し、構想段階から総合評価方式一般競争方式により落札者を決定するまでの経緯を明らかにする書類。内容につきましては、さいたま市建設工事総合評価審査委員会及びさいたま市技術審査委員会が落札者を決定するまでに行った事務に関する一切の書類を含むものであります。また、並びにさいたま市入札監視・苦情検討委員会で扱った当該事務に関する書類であります。 (2) 前号に掲げるもののほか、検査のために必要と認められる書類。 3 検査の付託。1の事務の検査は、病院建設工事調査特別委員会に付託する。 4 検査の権限の委任。1の事務を検査するために必要な権限は、病院建設工事調査特別委員会に委任する。 5 検査の期限。病院建設工事調査特別委員会は、1の事務の検査を終了するまで、閉会中であってもなお検査を行うことができる。 以上でございます。(拍手起こる) ○桶本大輔議長 説明が終わりました。        ---------------- △発言の訂正 ○桶本大輔議長 先ほど私のほうで、「市立病院建設工事事務検査」のところを「事務調査」と誤って発言したそうでございますので、訂正をさせていただいて、事務検査に関する動議を提出いただいたということでございます。        ---------------- △事務検査に関する動議(続き) △動議に対する質疑 ○桶本大輔議長 これから、動議に対する質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 川村準議員     〔川村準議員登壇〕 ◆川村準議員 無所属の川村準です。今提出された動議について、3点ほど伺いたいと思います。 まず、98条の動議ということなのですけれども、100条委員会という手段も地方議会ではあると思うのですけれども、100条にしない理由を伺えたらと思います。 そして2点目が、今月12日の関根議員の代表質問だったと思うのですけれども、今回市立病院云々かんぬんに関して、実際の落札の決定者は市長、副市長との答弁があったと思うのです。今いろいろ私も医療提供体制待機児童対策特別委員会の議事録とかを見て、疑惑というのがあると思うのですけれども、仮にこれが疑惑ではなくて、何らかの問題が発覚した場合、市長や副市長の責任もかかわってくると思うのですけれども、どのように考えられているか。関連するのですけれども、3点目として疑惑ではなく何らかの問題が発覚した場合、委員会に市長や副市長を呼ぶこともあるのかどうか、以上3点お願いいたします。 ○桶本大輔議長 高野秀樹議員     〔高野秀樹議員登壇〕 ◆高野秀樹議員 ただいまの川村議員の質疑にお答え申し上げたいと思います。まず御理解いただきたいのは、私が今説明をした動議というのは、98条委員会が既に設置されているわけですけれども、その調査の内容についての御説明を申し上げたわけでありますから、それ以外の部分について、まず私がお答えする権限がないということは御理解をいただきたいと思います。 その上で、私のいわば経験上の私見として申し上げるならば、100条委員会にするかしないかは私の権限ではないので、前の委員会の権限で設置を決めたわけでありますが、ごく常識的に考えれば、通常こういった疑義が発生した場合は、まず98条委員会を開いて、いろいろな資料を取り寄せて審議をする。その中で、さらに疑義が生まれたということであれば、それは状況によっては、論理的には100条委員会に移行することもあり得るのではないかと、これは一般論として、そういうふうに私も考えております。 それと、2番目と3番目の話でありますが、市長、副市長の権限、あるいは責任ですか、それと委員会に呼ぶか呼ばないかという話でありますけれども、この点についても私の答弁の権限を越えることになりますが、これも私見として申し上げるならば、98条委員会が設置されていろいろな審議をされていく中で、疑義がさらに深まるという状況が仮に起こるとするならば、100条委員会でその責任、あるいは答弁、そういったことを要請するということも、論理的にはあり得るだろうということは、私見として申し上げることはできるかなと思います。 ○桶本大輔議長 川村準議員 ◆川村準議員 済みません、2点ほど伺いたいのですけれども、今後100条とかも考えられなくもないみたいなこともおっしゃっていたのですけれども、最初ここの代表質問でいろいろ関根議員も聞かれて、あと私は保健福祉委員なのですけれども、保健福祉委員会でもいろいろあって、その後医療提供体制待機児童対策特別委員会でもいろいろあったと思うのです。だから、ゼロからこれからやるということではなくて、今までいろいろやってきたというのがあるので、いきなり100条に移行できないというのがいまいちわからなかったので、そこの説明をもう一回いただきたいのと、設置の目的、方針が明確でないと賛成、反対もやりにくいのですけれども、改めて設置の目的と方針を伺いたいと思います。 ○桶本大輔議長 高野秀樹議員 ◆高野秀樹議員 まず1点目、要するにそれは、恐らく川村議員の私見といいますか、お考えだろうと思いますが、その委員会で、全会一致で98条をつくろうという話になったということでありますので、当然そういった流れの中で98条に移行するのは、何らおかしい話ではないだろうと思います。 2番目につきましては、先ほども申し上げましたけれども、私がそこをお答えする立場には今ございませんので、先ほど申し上げたとおりでございます。 ○桶本大輔議長 川村準議員 ◆川村準議員 最後に1点だけ。一応確認なのですけれども、この設置の目的というのは、先ほども私見云々かんぬんの話もありましたけれども、確認をどうしてもしておかなくてはならないのは、今回、市立病院の関係で入札だかに疑義が生じたから、この委員会を設置するということでよろしいのかだけ、最後確認させてください。 ○桶本大輔議長 高野秀樹議員 ◆高野秀樹議員 疑義があるから設置をしたのは、そのとおりだと思います。 ○桶本大輔議長 以上で、川村準議員の質疑は終了しました。 これで、通告による質疑を終結いたします。 記録をとめてください。     〔速記中止〕 ○桶本大輔議長 記録を再開してください。        ---------------- △動議に対する討論 ○桶本大輔議長 これから、動議に対する討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 吉田一郎議員     〔吉田一郎議員登壇〕 ◆吉田一郎議員 どうも吉田一郎です。私は、各会派共同で出されました「さいたま市立病院新病院建設工事の事務検査に関する動議」は、先ほどの質疑のやりとりを聞いていましたけれども、反対という立場で討論したいと思います。 なぜ反対するのか。私は、この市立病院の入札をめぐる問題等々に関して、調査やらなくていいよというので反対というわけではありません。特別委員会とか、または保健福祉委員会のほうでのやりとり、また関根議員が代表質問でやっていたやりとりなんか聞いても、やはり確かにおかしいなと。入札で3者入ったうち、一番値段が高い236億円でしたかで、鹿島建設グループが落札したと。それよりも14億2,000万円安い大成建設のほかのグループ、3者入りましたけれども、その一番安いところ、14億2,000万円安いところ。でも、何か技術評価点とかで逆転してしまっているのです、14億2,000万円が。 私もいろいろ委員会でのやりとりを聞いていました。やはり入札に参加したのは3つともゼネコンの大手のところですので、技術的にも信頼ができるところだと執行部のほうも言っている。ただ、細かい落下物の防止なんかの面で少しすぐれているというので、それで14億円の差がひっくり返ってしまったと。いくら何でもそれはどうかというのが、これは関根議員がいろいろ問題提起していまして、私も会議録を読んで、本当にそのとおりだと思います。 ただ、その中で問題になっていたのが、やはり関根議員が本会議でも委員会でも再三にわたって言っていたのが、これは何かある議員から声がかかったのではないか、圧力があったのではないかというのをいろいろ言っていたわけです。もちろん執行部は、そういうのはありませんと。メモなんかも出せなんて言っていましたけれども、いや、メモは、これは私的なものだから捨ててしまいましたというのです。ですから、今回98条で、入札関連の書類とか検査のための必要書類を要求するとあります。でも、書類を見ても、私はこの日、この議員から圧力をかけられましたなんて書類があるわけないのですよ、文書で。メモは捨ててしまったわけですから。ですから、やるとしたら、これはもううそのことを言ったら刑事処罰が与えられる地方自治法第100条でないと意味がないのではないかと、私は先ほどの川村議員とのやりとりを聞いていて思いました。高野議員のほうは答弁で、いや、いきなり100条というのはないのだと、98条でまず検査をやってから、場合によっては100条というふうな答弁されていましたけれども、ただ南部建設事務所でしたか、何年か前にやったときは最初から100条ではなかったでしたか、私も記憶があやふやですけれども。     〔何事か言う人あり〕 ◆吉田一郎議員 違いましたか、ごめんなさい。ただ、別に法的な、規則的な手続からして、いきなり100条でも何の問題もないわけです。 そして、これまで本会議、委員会で、関根議員初めいろいろな方が質疑をやっていましたけれども、やはりこの問題点は100条で証言をきちんととらないと明らかにならない問題だろうと思いますので、私は検査自体には賛成です。しかし、100条でないと意味がないと思いますので、98条は反対をさせていただきます。 ○桶本大輔議長 これで、討論を終結いたします。        ---------------- △さいたま市立病院新病院建設工事の事務検査に関する動議の採決-可決 ○桶本大輔議長 これから、採決いたします。 お諮りいたします。 「さいたま市立病院新病院建設工事の事務検査に関する動議」のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○桶本大輔議長 起立多数であります。 よって、本動議は可決されました。        ---------------- △休憩の宣告 ○桶本大輔議長 暫時、休憩いたします。午後0時06分休憩        ----------------午後1時20分再開  出席議員    60名     1番   2番   3番   4番   5番   6番     7番   8番   9番   10番   11番   12番     13番   14番   15番   16番   17番   18番     19番   20番   21番   22番   23番   24番     25番   26番   27番   28番   29番   30番     31番   32番   33番   34番   35番   36番     37番   38番   39番   40番   41番   42番     43番   44番   45番   46番   47番   48番     49番   50番   51番   52番   53番   54番     55番   56番   57番   58番   59番   60番  欠席議員    なし △再開の宣告 ○桶本大輔議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。        ----------------特別委員長報告桶本大輔議長 見沼田圃将来ビジョン特別委員会及び医療提供体制待機児童対策特別委員会に付託された調査研究に係る委員長報告を議題といたします。 各特別委員長から報告を求めます。        ---------------- △見沼田圃将来ビジョン特別委員長報告桶本大輔議長 まず、見沼田圃将来ビジョン特別委員長 鶴崎敏康議員     〔鶴崎敏康議員登壇〕(拍手起こる) ◆鶴崎敏康見沼田圃将来ビジョン特別委員長 見沼田圃将来ビジョン特別委員会委員長報告を申し上げます。 本委員会の活動経過につきましては、昨年6月定例会において中間報告をさせていただいておりますが、その後の概要について御報告申し上げます。 平成28年8月26日開催の委員会では、5月9日に行いました参考人意見聴取の内容をもとに、今後の見沼田圃における優先的取り組み事項について検討を行いました。 なお、本件に関しては、以降3回にわたり委員会を開催し、各会派からは、見沼田圃における農政の課題の早急な洗い出しと的確な対応、埼玉県との関係、調整について、防災を目的とする土地活用について、農地の有効活用の推進のための支援拡充等が優先的取り組み事項として挙げられ、これに対し執行部と質疑応答を行いました。 次に、2月16日の委員会において、さいたま市見沼田圃基本計画アクションプランの平成29年度から平成32年度の策定について執行部より報告を受けました。その後の委員間の協議により、見沼田圃エリアの農業者に対してアンケートを実施し、当該エリアに特化した調査を行うよう委員会として要望いたしました。 以上が、本委員会の調査研究の活動内容でございます。 なお、これらの活動を通して委員から聴取した意見を以下に述べさせていただきます。 見沼田圃に対応するために、全庁が連携できるような体制づくりを進め、農業の将来の持続可能性を視野に、農地台帳を活用して課題を整理し、個別に課題解決を進めるべきである。アクションプランを進めるに当たり、権限移譲等について埼玉県との連携、調整の強化、ゾーニングを活用した土地利用と調整池の計画見直しが望まれる。セントラルパーク構想について、防災拠点の位置づけもあるが、平時における柔軟な土地利用の推進をすること。安全な散策環境の整備を推進し、年間を通した見沼の魅力創出を推進すること。農業経営の安定化を図る上で、とりわけ新規就農者をふやすために、市独自でも各種補助金の増額などに取り組む必要がある。また、国、県に対して所得、価格補償の拡充や税制上の改正を求めること。地産地消の促進及び農業者の販売ルート確保の支援につながる直売所の整備を進めることなど、さまざまな意見をいただきました。 公有地化事業推進における課題、散策環境の向上など、さらに具体的な検討を要する部分を残しておりますが、見沼田圃の現状における課題や今後の方策について検討を進められたことから、本委員会といたしましてはおおむね所期の目的を達成することができたと考えております。 市長を初め執行部におかれましては、各委員から上げられた優先的取り組み事項や意見をもとに、見沼田圃施策をより一層進めていかれますよう望むところでございます。 最後に、本調査研究に御協力を賜りました執行部の方々並びに関係各位、特に各委員の皆様には各段の御協力を賜り、心から感謝とお礼を申し上げ、委員長報告とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手起こる)        ----------------医療提供体制待機児童対策特別委員長報告 ○桶本大輔議長 次に、医療提供体制待機児童対策特別委員長 渋谷佳孝議員     〔渋谷佳孝議員登壇〕(拍手起こる) ◆渋谷佳孝医療提供体制待機児童対策特別委員長 医療提供体制待機児童対策特別委員会の委員長報告を申し上げます。 本委員会は、平成28年6月定例会において、基幹病院の新設等に伴う医療提供体制に関する調査研究及び待機児童対策に関する調査研究を行うことを目的に設置されました。以下、調査研究の概要について御報告申し上げます。 初めに、平成28年5月27日開催の委員会において、委員長及び2名の副委員長の互選を行いました。 次に、6月14日開催の委員会では、調査研究事項を効率的に行うため、各副委員長を小委員長とし、医療提供体制小委員会及び待機児童対策小委員会を設置し、それぞれ小委員を選任いたしました。 次に、9月7日開催の委員会では、調査研究の範囲が広範囲にわたることから、各小委員会における優先的取り組み事項を決定し、9月28日開催の委員会において、執行部より医療提供体制小委員会での優先的取り組み事項として、さいたま市立病院、北部医療センター、さいたま赤十字病院、埼玉県立小児医療センター、新しい順天堂大学病院について現状及び進捗状況をお聞きしました。埼玉県地域医療構想における市の現状、救急、高度医療提供体制の現状と課題、地域医療体制として在宅医療、周産期医療、重度障害者の現状と課題、医師及び看護師等の確保及び育成の施策、また待機児童対策小委員会が所管する優先的取り組み事項として、保育施設に関する事項、保育士に対する支援、待機児童解消後の保育所のあり方などについて報告を受けました。 なお、質疑応答は小委員会ごとに行い、11月25日開催の医療提供体制小委員会では、重度障害者医療に関し医療体制の取り組みの状況、18歳以上で受診可能な医療機関が限定的なことに対する認識、新しい順天堂大学病院の誘致に関しては、埼玉県との協議状況及び今後の見通し、医療ものづくり都市構想と連動したまちづくりへの見解、さいたま赤十字病院と埼玉県立小児医療センターの移転に関しては、小児医療センター跡地利用について、クリテリウム、国際マラソンの開催時における緊急搬送路の確保策などについて。 また、11月25日開催の待機児童対策小委員会では、保育施設に関しナーサリールーム、家庭保育室の新設についての見解、駅前型保育所の設置状況、認定こども園の整備方針、保育施設を公園内に設置することへの見解、保育士に対する支援に関しては、保育士不足の現状、民間保育施設の保育士確保への支援、保育所入所希望者に関しては、待機児童数ゼロには潜在的待機児童数を含むのか、保育所の欠員に対し速やかに入所選定をする工夫、全般的な事項としては、保育コンシェルジュ導入成果と課題、保育施策の目玉事業などについて質疑を行い、調査研究を進めました。 次に、12月19日開催の委員会では、各小委員会における質疑応答や議論された内容等について、各小委員長に報告を求め、委員全員で情報共有を図った後、今後の方針について協議を行いました。 次に、2月14日開催の医療提供体制小委員会は、保健福祉委員会との連合審査会とし、執行部よりさいたま市内の病院病床機能等について、順天堂大学の新病院に関する直近の動きなどについて報告を受け、市の交渉状況などについて質疑を行い、調査研究を進めました。 次に、6月1日開催の待機児童対策小委員会では、平成29年4月の保育所入所状況を踏まえた利用状況等について報告を受け、ナーサリールーム、家庭保育室の利用者が減少している理由、育児休業中の方に対する職場復帰の意向確認方法、市の幼稚園での預かり保育に対する取り組み、他政令指定都市における待機児童数の新定義への対応状況などについて質疑応答を行い、最新の待機児童の状況を把握するとともに、今後の課題等について調査研究を行いました。 また、6月1日開催の委員会では、待機児童対策小委員長に、同日開催した小委員会における質疑応答や議論された内容等について報告を求め、委員全員で情報共有を図りました。 次に、6月22日開催の委員会は、6月16日及び19日に開催された保健福祉委員会において、さいたま市立病院新病院建設工事請負契約についての報告が執行部からなされましたが、複数の部局がかかわっていることから、質問に対し所管外のため答弁ができない事項も多くあり、本件について全体の事務の状況を把握するに当たっては、本特別委員会での取り扱いをお願いしたいとの申し送りが保健福祉委員長からあり、開催いたしました。 本委員会においても、さいたま市立病院新病院建設に係る入札結果及び工事について報告を受け、総合評価方式における価格点と技術評価点の配分についての考え方、価格点と比較し技術評価点が1点単位であり、予定価格が高額である場合、比重が大きいことについて。入札情報の管理体制、総合評価審査委員会及び技術審査委員会で判断した点数の変遷、技術提案書の公開、非公開箇所が応札者で大きく異なっていること。入札監視・苦情検討委員会で扱った当該事務、提案のあった技術は仕様変更または設計変更を伴わないのかなどについて質疑応答を行い、本件に関する課題等について調査研究を行いました。 以上が本特別委員会の経過であり、これらを踏まえて各委員会から出されました意見、要望を申し上げますと、保育サービスを提供する事業者の確保、育成、支援は重要であり、支援体制を研究し地域全体で保育を提供できるよう取り組むこと。国が待機児童ゼロを3年先送りした理由に潜在的な保育ニーズの把握が困難であったとしたが、市も保育ニーズを的確に調査し、対応願いたい。保育コンシェルジュは、保育サービスを利用しやすいよう努力しているが、庁内、特に区役所内での連携をより一層図っていくことを期待する。待機児童数は、4月1日時点でゼロとなったが、国の新定義で待機児童数を算定すると増加することから、引き続き待機児童数ゼロを継続するよう取り組むことを期待する。ノーマライゼーション条例にも規定されているが、安心して暮らすためには医療の安心がなければ生活が成り立たないことから、世田谷区が実施したように特に医療的ケアが必要な方の在宅生活での医療的課題について、詳細に実態を把握していただきたいとの意見、要望がありました。 さいたま市立病院新病院建設工事に関する事務については、今後本件に特化した調査特別委員会を設置し、地方自治法に基づく検査権を付託した上で、慎重な調査が必要であるとの意見があり、委員会でお諮りしたところ、全会一致でそのように集約に至りましたので、議長にその旨を報告いたしました。 以上が本特別委員会の概要であります。本調査事項については、本市におきましては重要な政策課題であり、いまだ調査研究の余地はあると思いますが、本委員会としておおむね所期の目的を達成できたと考えており、御協力を賜りました委員並びに関係執行部の方々に御礼を申し上げます。 なお、付託されていた調査研究につきましては、過日全会一致で終了することに決しましたが、今後順天堂大学病院に関する事項がより具体的な段階となった際には、改めて特別委員会を設置し、取り組むことが必要であるとの委員会の意見を申し添え、委員長報告とさせていただきます。(拍手起こる) ○桶本大輔議長 以上で、各特別委員会委員長報告を終わります。        ----------------委員長報告に対する質疑 ○桶本大輔議長 これから、委員長報告に対する質疑を行います。 ただいまのところ、通告はありません。 これで、質疑を終結いたします。 以上をもちまして、見沼田圃将来ビジョン特別委員会による見沼田圃の将来ビジョンに関する調査研究並びに医療提供体制待機児童対策特別委員会による基幹病院の新設等に伴う医療提供体制に関する調査研究及び待機児童対策に関する調査研究については終了といたします。        ----------------特別委員会中間報告桶本大輔議長 次に、特別委員会中間報告を議題といたします。 お諮りいたします。 大都市行財政将来ビジョン特別委員会、議会改革推進特別委員会、オリンピック・パラリンピック競技大会支援特別委員会及び広域的交通ネットワーク推進特別委員会で調査中の事件につきましては、会議規則第45条第1項の規定により、各特別委員会の中間報告を求めることといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○桶本大輔議長 御異議なしと認めます。 よって、各特別委員会の中間報告を求めることに決定いたしました。        ---------------- △大都市行財政将来ビジョン特別委員長報告桶本大輔議長 それでは、順次、報告を求めます。 まず、大都市行財政将来ビジョン特別委員長 島崎豊議員     〔島崎豊議員登壇〕(拍手起こる)
    ◆島崎豊大都市行政財政将来ビジョン特別委員長 大都市行財政将来ビジョン特別委員会の中間報告を申し上げます。 本委員会の経過につきましては、昨年6月定例会において中間報告いたしておりますが、昨年5月27日には持続可能な行財政運営に資する公民連携のあり方に関する調査研究が付託事項に追加され、名称が現在のとおりに変更されました。 それでは、中間報告以降の調査研究の概要について御報告を申し上げます。 初めに、平成28年6月9日開催の委員会においては、国の施策及び予算に関する提案、いわゆる白本について、また埼玉県・さいたま市企画調整協議会について執行部より報告を受けました。 次に、7月4日開催の委員会では、さいたま市立中等教育学校(仮称)整備事業について執行部から報告を受けました。 なお、本件に関しては、事業者の選定過程に疑義があるとの意見が出されたことから、以降6回にわたり委員会を開催し、事業実施のあり方について報告を受け、質疑においては、入札説明書等に関する質問に対する回答で代替信用補完措置を認めたことは、入札条件の変更に当たるのではないか、業務遂行能力に明らかな不安がある場合の具体的内容、金融機関以外による代替信用補完措置の有効性、PFI等審査委員会において再審査の実施など、改めて検討する必要があるのではないかなどの指摘が出されました。 次に、8月4日の委員会では、大都市財政の実態に即応する財源の拡充についての要望、いわゆる青本について執行部より説明を受けました。 次に、9月27日開催の委員会においては、さいたま市まち・ひと・しごと創生総合戦略の達成状況について執行部から報告を受けました。 また、党派別及び地元選出国会議員に対する要望及びさいたま市単独の個別要望の進め方について協議を行い、地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)の延伸促進、広域防災拠点都市づくりへの支援、県費負担教職員制度の権限移譲に伴う財政措置、保育士の処遇改善と人材確保の推進、地方創生を推進するための税制の構築の5項目を、本市の個別要望事項とすることに決定いたしました。 なお、この協議結果をもとに11月14日から21日の期間において、各政令指定都市の税財政関係特別委員会による要望活動を政党ごとに行いました。 次に、11月30日開催の委員会においては、サーマルエネルギーセンター整備事業PFI等導入可能性追加調査について執行部から報告を受けました。 次に、12月15日開催の委員会では、大宮駅東口大門町2丁目中地区第一種市街地再開発事業及び市民会館おおみやの機能移転について執行部から報告を受けました。 なお、本件に関しては、市のリーディングプロジェクトとして実行するための戦略的視点について確認するため、以降5回にわたり委員会を開催し、公民連携の観点から、事業の実施方法及び市民会館の機能移転のあり方等について執行部から説明を受け、今後の他の市民会館の建てかえについても市民文化活動の重要拠点であることから、市民会館おおみやと同様に、公共施設マネジメントにおける面積縮減の原則にとらわれず整備を進めていくこと、都市計画道路については、今後の市街地再開発における面的整備に合わせて整備の上、機能拡充を図っていくことなどが確認されました。 また、本件に関しては、今後所管となるまちづくり委員会で取り扱われるよう申し送りを行うこととされました。 次に、平成29年6月14日開催の委員会においては、国の施策及び予算に関する提案、いわゆる白本について、また埼玉県・さいたま市企画調整協議会について執行部より報告を受けました。 以上が本委員会の調査研究の経過であります。本委員会では、今後も国への要望活動を継続的に行っていくとともに、大都市にふさわしい行財政制度の確立、地方分権改革の推進のほか、公民連携のあり方に関する調査研究などの付託事項に関し、引き続き調査研究を進めていくことといたします。 最後になりますが、調査研究のために御尽力を賜りました各委員の皆様及び執行部のほか関係各位に厚く御礼を申し上げまして、委員長報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手起こる)        ---------------- △議会改革推進特別委員長報告桶本大輔議長 次に、議会改革推進特別委員長 三神尊志議員     〔三神尊志議員登壇〕(拍手起こる) ◆三神尊志議会改革推進特別委員長 議会改革推進特別委員会の中間報告を申し上げます。 本委員会の経過につきましては、昨年6月定例会において中間報告いたしました。また、その後の委員会における議会のICT化の調査研究の概要については、さきの2月定例会において御報告いたしておりますので、それらも踏まえ活動の経過について御報告を申し上げます。 初めに、9月26日の委員会においては、前年度、議長から本委員会に諮問された各事項に対する取り組みの経過について認識の共有を図るとともに、次回の委員会において、今後の新たな調査研究事項について協議を進めることが確認されました。 次に、10月13日の委員会においては、今後本委員会における協議事項として、議場改修に伴う要望及びその他の新たな協議事項について、各会派等から出された提案を踏まえ協議を行いました。 まず、議場改修に伴う要望については、今後のICT化を見据えてのパソコン持ち込みに対応した環境の整備、傍聴席のバリアフリー化、高精度のプロジェクターの設置などの要望が出されました。 また、今後の協議事項については、議会基本条例の精査、オープン議会開催要領の策定及びその開催、予算委員会のあり方の見直し、質疑及び討論のあり方についての再検討などの提案が出されました。 これらの提案等を踏まえ、今後の協議事項については、正副委員長において論点等を整理し、次回の委員会で改めて協議を行うことといたしました。 次に、11月28日の委員会においては、今後の協議事項について前回の委員会を踏まえ、議場改修に関する事項とその他の新たな協議事項についてそれぞれ協議し、議場改修に伴う要望においては、パソコン等の持ち込みに係る環境整備について、議会のICT化の取り組みに合わせて検討を進めることが確認されました。 また、その他の新たな協議事項については、議会基本条例の精査を進めることが確認され、オープン委員会の開催を含めて今後同条例の制定の経緯、意義の共有や課題の検証等を行うことが合意されました。 次に、12月19日の委員会においては、議会資料検索システムの導入に合わせ、議場及び委員会室にパソコンやタブレットを持ち込む際の課題や論点整理に関する正副委員長案を示し、各会派等に持ち帰りの上、次回の委員会において協議することといたしました。 次に、本年4月18日の委員会においては、議会のICT化及び議会基本条例の精査について協議を行いました。 まず、議会のICT化については、さきの2月定例会における議会資料検索システムの導入及び情報通信機器の持ち込みの試行に伴い、各会派から出された意見等を踏まえ、情報通信機器の議場等への持ち込みに関する運用基準あるいは指針案の策定を行うこと、6月定例会における議会資料検索システムの本稼働を見据え、中間報告以降の取り組みの経過について、議長に対し当該指針案とともに報告をすることが合意されました。 次に、議会基本条例の精査については、議会のあり方やその改革の方向性を見出す上での根幹となる大きなテーマであることから、より丁寧に協議を深めつつ実施したほうが望ましいとの意見で一致したため、その実施方法や時期等に関して、引き続き継続的に協議を進めていくよう、次期への取り組み事項として申し送ることが確認されました。 次に、5月23日の委員会においては、議会資料検索システムの本稼働に関する確認事項及びさいたま市議会の本会議等における情報通信機器の使用に関する基準案の内容が協議の上、了承され、あわせて議長に対して報告を行うことが決定されました。 最後になりますが、平成27年6月定例会より、議長から本委員会に諮問され調査研究を進めてまいりました議会のICT化について、政務活動費のあり方について、議会規範の遵守についての3つの事項について、改めて御報告をいたします。 1点目の議会のICT化については、検討事項を短期と中長期に区分し、その短期的取り組みの具体化として、今定例会から議会資料検索システムを本稼働するとともに、情報端末機器の議場等での使用を本格的に実施することといたしております。 2点目の政務活動費のあり方については、その取り扱いに関する協議において、各会派等から出されたさまざまな意見、要望等を議長に対し答申として報告いたしました。 3点目の議会規範のあり方については、本会議における発言時間の取り扱いに関して検討を進めてまいりましたが、各会派等の意見の一致が得られなかった旨を議長に報告いたしました。 以上が、本委員会の活動の経過であります。 結びに当たりまして、今定例会から議会資料検索システムが本稼働を迎えた節目に当たり、副委員長としてその中長期的な検討課題も含めた調査研究に大変御尽力をいただきました島崎豊議員、そしてシステムの運用開始や諸制度の実現に向けて多大なるお力添えをいただきました井上伸一議員に深く敬意を表しますとともに、これまで熱心に御議論をいただきました委員の皆様、また御協力を賜りました議会局、さいたま市行政執行部ほか関係者各位に深く感謝を申し上げまして、議会改革推進特別委員会の中間報告とさせていただきます。(拍手起こる)        ---------------- △オリンピック・パラリンピック競技大会支援特別委員長報告桶本大輔議長 次に、オリンピック・パラリンピック競技大会支援特別委員長 上三信彰議員     〔上三信彰議員登壇〕(拍手起こる) ◆上三信彰オリンピック・パラリンピック競技大会支援特別委員長 それでは、オリンピック・パラリンピック競技大会支援特別委員会の中間報告を申し上げます。 本委員会は、平成27年6月定例会において、オリンピック・パラリンピック競技大会開催の適切な支援と、これを契機とした本市の経済、観光、スポーツ文化の振興に関する調査研究を行うことを目的に設置されました。 本委員会の経過につきましては、昨年6月定例会において中間報告をさせていただいておりますので、その後の調査の概要について申し上げます。 まず、6月16日開催の委員会では、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の会場であるさいたま市内2施設の現状把握をするため、市内視察を行うことについて決定し、8月16日にさいたまスーパーアリーナ及び埼玉スタジアム2002の2施設を視察してまいりました。 次に、10月18日開催の委員会では、行動計画策定に向けたサブワーキンググループの進捗状況について執行部から報告を受け、質疑を行いました。 次に、12月21日開催の委員会では、スポーツ振興基金の使途事業について、事前キャンプ誘致についてなど執行部から報告を受け、質疑を行いました。 次に、1月24日開催の委員会では、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたおもてなしアクションプランVer.2017素案について執行部から報告を受け、質疑を行いました。 次に、3月16日開催の委員会では、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたおもてなしアクションプランVer.2017の策定について執行部から報告を受け、質疑を行いました。 次に、3月23日開催の委員会では、「おもてなしについて」をテーマとし、長野県長野市、株式会社テレビ金沢、石川県を視察先と決定し、4月26日、27日の2日間で行政視察を実施いたしました。 長野県長野市では、長野オリンピック・パラリンピック冬季競技大会当時における組織やボランティアの体制、地域道路整備や区画整理事業によるハード面の整備、民間の活動団体や学校による運動等のソフト面の整備、当時会場だった施設の現在の活用について説明を受け、質疑を行いました。 株式会社テレビ金沢では、北陸新幹線開業に伴う石川県や金沢市を初めとする自治体と、これに賛同する企業や団体とテレビ金沢が一体となり、より実践的なおもてなしを調査研究し、石川県民に啓蒙するプロジェクトとして始まった「おもてなし研究所」について説明を受け、質疑を行いました。 石川県では、北陸新幹線金沢開業を見据え、開業効果を最大限に引き出し、県内全域へ波及させるために策定したアクションプラン「STEP21」について、また策定後に開催されたさまざまな大会、会議、講座等、おもてなし向上に向けた取り組みについて説明を受け、質疑を行いました。 以上が本委員会の調査研究の過程でございます。 この2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会をさいたま市のさらなる発展に結びつけ、大会開催効果を一過性で終わらせないため、再びさいたま市に訪れたいと感じていただけるおもてなしを実践するためにはどうしたらよいのか、引き続き調査研究を行っていきたいと考えております。 最後に、これまで大変お世話になりました委員の皆様、また執行部の皆様を初め御関係の皆様に心から感謝を申し上げ、オリンピック・パラリンピック競技大会支援特別委員会の中間報告を終わります。ありがとうございました。(拍手起こる)        ---------------- △広域的交通ネットワーク推進特別委員長報告桶本大輔議長 次に、広域的交通ネットワーク推進特別委員長 青羽健仁議員     〔青羽健仁議員登壇〕(拍手起こる) ◆青羽健仁広域的交通ネットワーク推進特別委員長 広域的交通ネットワーク推進特別委員会の中間報告を申し上げます。 まず、平成28年5月27日の委員会において、正副委員長の互選を行いました。その後、調査研究を効率的に行うため、本委員会に地下鉄7号線に関する小委員会及び東西交通大宮ルート及び大宮駅機能高度化に関する小委員会を設置し、それぞれ副委員長を小委員長として小委員の選任をいたしました。 初めに、委員会としての全体的な活動の報告を申し上げます。12月16日の委員会では、今後の調査のため県外行政視察を行うことと、東西交通大宮ルート及び大宮駅機能高度化に関する小委員会において、オープン委員会を開催することを決定いたしました。 次に、1月16日から17日にかけて仙台市に視察を行い、仙台駅周辺地区の交通結節機能の強化と仙台市営地下鉄東西線についての視察を行いました。 次に、2月16日の委員会では、「スポーツのまちづくりと交通体系について」をテーマに、浦和レッズダイヤモンズ株式会社代表取締役社長の淵田敬三氏を初めとした3名を参考人として招致し、発展著しい浦和美園駅周辺の現状や、今後の展望などについて御意見を伺いました。 3月13日には、まちづくり委員会と合同でみそのウイングシティへの視察を行いました。 続いて、各小委員会の調査の経過を報告いたします。 初めに、地下鉄7号線に関する小委員会では、9月16日に小委員会を開催し、地下鉄7号線の延伸の調査結果についての報告を受け、今後の調査のために平成27年12月開業の仙台市営地下鉄東西線の視察を行うことを協議いたしました。 その後、仙台市への視察や参考人招致、みそのウイングシティへの視察などを委員会として行った後、6月14日に小委員会を開催し、地下鉄7号線延伸の検討状況についての報告を受け、平成29年の秋が目途とされていた事業着手に向けた状況の確認を行ったところであります。 次に、東西交通大宮ルート及び大宮駅機能高度化に関する小委員会では、8月26日に小委員会を開催し、東西交通大宮ルートと大宮駅機能高度化についての現状などについて報告を受けました。 12月16日の小委員会では、オープン委員会の開催について協議するとともに、東西交通大宮ルートを今後より具体的に検討するための基礎資料の作成、提出を執行部に求めました。 2月3日の小委員会では、大宮駅グランドセントラルステーション化構想についての報告を受けました。 3月4日には、片柳コミュニティセンターにおいてオープン委員会を開催し「街づくりとLRTについて」をテーマとし、元宇都宮市副市長の荒川辰雄氏を講師にお招きし、講演をいただくとともに、参加された住民との意見交換を行いました。 5月22日の小委員会では、12月16日の小委員会で要求した資料の提出と説明を受けたところであります。 以上が本特別委員会の活動の概要でありますが、5月25日及び6月27日の2回にわたり、各小委員会からの報告を受けた後、委員会としては付議された案件は、いずれも本市の将来的な発展のため重要な課題であると認識しているところでございますが、大宮駅の機能高度化に関しましては検討に時間を要する状況であり、機が熟すまでは所管の常任委員会での取り扱いとすべきとの大方の意見がございました。 したがって、本特別委員会としては、大宮駅の機能高度化に関する調査は終了し、残る2つの調査事項について調査を継続するものとし、さらに委員数を12人とし、両小委員会はそれぞれ終了し、特別委員会の名称も広域的交通ネットワーク特別委員会とすべきことを確認し、議長に対し申し入れをすることといたしました。 以上で中間報告を終わります。(拍手起こる) ○桶本大輔議長 これで、各特別委員会の中間報告を終わります。        ----------------委員長報告に対する質疑 ○桶本大輔議長 これから、中間報告に対する質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 川村準議員     〔川村準議員登壇〕 ◆川村準議員 無所属の川村準です。広域的交通ネットワーク推進特別委員会の青羽委員長に2点ほど伺いたいと思います。 まず、最後のほうに、今回小委員会をそれぞれ終了して、名称を新しくして広域的交通ネットワーク特別委員会とすべきことを確認したということなのですけれども、委員会名から「推進」の2文字が削除されたという変化かなと思うのですけれども、この「推進」を削除した理由を1点伺いたいのと、もう一点は先ほどの中間報告の最後のほうに、委員会としては付議された案件は、いずれも本市の将来的な発展のため重要な課題であると認識しているとあるのですけれども、今回付議された案件のうち、地下鉄7号線の延伸とかも付議されておりまして、これに反対されている委員も、多分この委員会にいた記憶があるので、この付議された案件は将来の発展のため重要な課題であるとの認識の確認をどういう段階でとられたか、伺いたいと思います。 ○桶本大輔議長 広域的交通ネットワーク推進特別委員長 青羽健仁議員     〔青羽健仁議員登壇〕 ◆青羽健仁広域的交通ネットワーク推進特別委員長 まず、1点目の「推進」をとった意味はという御質問だと思います。 私どもの特別委員会には、一会派から、この会派につきましては当初は、国民の足を確保するのは当然のことだということで、地下鉄の整備は推進に賛成をいただいた会派がありましたが、その後、地方負担分の増額その他で、本市並びに県の負担が過大であるということが明確になった時点で、延伸そのものには反対しないが、正確かどうかわかりませんが、多額な市民の税金をつぎ込んで整備するということについては反対であると。ただし、国が責任を持って、国の責任で地下鉄を延伸することについては賛成だという明確な方向転換がございました。それを受けて、その意見を入れて、そしてさらに一無所属委員から、御自分の何とかプランとおっしゃっていましたが、そちらのほうが効率的だということから、この方は当初から延伸に反対でございましたが、そういう反対の御意見がございました。 それを踏まえて、一会派の代表委員の方からは、特別委員会という性格上、大方の会派がそういう方向性であれば、自分たちの会派もそれに従って結構だと。ただし、推進もしくは調査という文字はとっていただきたいという申し入れがございまして、それについて他会派の御了解を得られたことから、並びに1委員からも同じような意見があり、これは一旦白紙に戻して、撤退も含めて、あるいは事業の中止も含めて、その議員及びその会派も同じ意見でございましたけれども、一度立ちどまって再検討すべきだという御意見の中で折り合いがついたところが、その名称変更だったということでございます。 2点目についてですが、どこで重要施策だったのかということでいいですか。いつ認識したのかということですね。これは、まさに平成12年でしたか、運輸政策審議会の答申で、地下鉄7号線及び東西交通大宮ルートについては既に位置づけられております。さらに、昨年交通政策審議会からの答申で、この2つの事業にプラスして大宮駅の機能高度化が位置づけられたところでございます。したがって、国家的なプロジェクトの一つに位置づけられている意味からしても、これは本市にとっても重要施策だという認識でございます。 ○桶本大輔議長 川村準議員 ◆川村準議員 御丁寧な答弁をありがとうございました。特に1つ目の質問に関しては、非常に私は満足しておりますので、感謝いたしたいと思います。 ただ、2つ目の質問の答えなのですけれども、確かに国の運輸政策審議会とか、いろいろそういうので国としても、あるいは市の執行部としても、ある程度重要な課題であるという認識はあると思うのですけれども、こちらの中間報告のほうには、委員会としても重要な課題であると認識しているという記載がありまして、これは全ての委員に諮ったり、確認されたりはしたのか、再質問させていただきます。 ○桶本大輔議長 青羽健仁議員 ◆青羽健仁広域的交通ネットワーク推進特別委員長 明確な確認はしてございませんが、それぞれそういう認識の中で特別委員会に御出席いただいているという理解でおります。 ○桶本大輔議長 川村準議員 ◆川村準議員 今私の後ろの席には、広域的交通ネットワーク推進特別委員会の委員もいらっしゃるのですけれども、私はそういう認識ではないのだよなという声が聞こえてきたのですけれども、その辺についてどう思われるかだけ、最後に確認したいと思います。     〔何事か言う人あり〕 ○桶本大輔議長 今のは質疑に合わないと思うのですが。 青羽健仁議員 ◆青羽健仁広域的交通ネットワーク推進特別委員長 その一委員からも、この政策が市にとって重要政策ではないという御発言はありませんでした。 ○桶本大輔議長 以上で、川村準議員の質疑は終了いたしました。 これで、通告による質疑を終結いたします。 なお、以上をもちまして、広域的交通ネットワーク推進特別委員会の付託事項のうち、大宮駅の機能高度化に関する調査研究については終了いたします。        ----------------特別委員会の名称の変更及び委員定数の変更 ○桶本大輔議長 次に、特別委員会の名称の変更及び委員定数の変更を議題といたします。 お諮りいたします。 広域的交通ネットワーク推進特別委員会につきましては、付託事項の調査研究が一部終了したことに伴い、その名称を広域的交通ネットワーク特別委員会に変更し、その定数を15人から12人とし、また副委員長を2名から1名といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○桶本大輔議長 御異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。        ---------------- △諸報告 △特別委員の辞任及び選任の報告 ○桶本大輔議長 次に、諸報告を行います。 特別委員の辞任及び選任について御報告いたします。 特別委員の辞任及び選任につきましては、お手元に配付いたしました名簿のとおり、委員の辞任願の提出がありましたので、委員会条例第14条の規定によりこれを許可し、同条例第8条1項の規定により、議長から指名いたしましたので、御報告いたします。〔参照〕-特別委員辞任選任名簿-        ----------------特別委員会の設置及び付託 ○桶本大輔議長 次に、特別委員会の設置及び付託を議題といたします。 お諮りいたします。 平成28年度決算の審査等のため、決算特別委員会を20人の委員をもって設置し、それに付託の上、調査期間につきましては調査終了までとすることといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○桶本大輔議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。        ---------------- △特別委員の選任 ○桶本大輔議長 次に、ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付しておきました名簿のとおり議長から指名いたしますので、御了承願います。 なお、ただいま選任いたしました決算特別委員の方々は、次の休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を議長に報告願います。 また、特別委員の辞任に伴い、政治倫理特別副委員長、大都市行財政将来ビジョン特別委員長及び副委員長、議会改革推進特別副委員長、オリンピック・パラリンピック競技大会支援特別委員長及び副委員長、広域的交通ネットワーク特別委員長が欠けておりますので、次の休憩中に、それぞれ委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を議長に報告願います。〔参照〕-特別委員名簿-        ---------------- △休憩の宣告 ○桶本大輔議長 暫時、休憩いたします。午後2時09分休憩        ----------------午後3時39分再開  出席議員    60名     1番   2番   3番   4番   5番   6番     7番   8番   9番   10番   11番   12番     13番   14番   15番   16番   17番   18番     19番   20番   21番   22番   23番   24番     25番   26番   27番   28番   29番   30番     31番   32番   33番   34番   35番   36番     37番   38番   39番   40番   41番   42番     43番   44番   45番   46番   47番   48番     49番   50番   51番   52番   53番   54番     55番   56番   57番   58番   59番   60番  欠席議員    なし △再開の宣告 ○桶本大輔議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。        ---------------- △決算特別委員会の正副委員長の互選結果報告と挨拶 ○桶本大輔議長 休憩中に行われました決算特別委員会における正副委員長の互選結果について報告いたします。 決算特別委員長 島崎豊議員、同じく副委員長 小川寿士議員、御登壇いただき、代表して委員長から御挨拶をお願いいたします。     〔島崎豊議員、小川寿士議員登壇〕(拍手起こる) ◆島崎豊決算特別委員長 先ほどの決算特別委員会で委員長を拝命いたしました自民党さいたま市議団の島崎豊でございます。 ◆小川寿士決算特別副委員長 副委員長に御選任いただきました小川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◆島崎豊決算特別委員長 よりよい決算審査になるように、皆さんの意見をきちんと聞きながらやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。(拍手起こる) ○桶本大輔議長 以上をもちまして、決算特別委員会の正副委員長の報告並びに挨拶を終わります。        ---------------- △諸報告 △各特別委員会正副委員長の互選結果報告 ○桶本大輔議長 次に、諸報告を行います。 各特別委員会の正副委員長の互選結果について御報告いたします。 先ほどの休憩中に、特別委員の辞任及び正副委員長の辞任に伴い、それぞれ委員会が開催され、正副委員長の互選を行った結果、政治倫理特別副委員長に三神尊志議員が、大都市行財政将来ビジョン特別委員長に帆足和之議員が、同じく特別副委員長に西沢鈴子議員が、議会改革推進特別委員長に土井裕之議員が、同じく特別副委員長に守谷千津子議員が、オリンピック・パラリンピック競技大会支援特別委員長に渋谷佳孝議員が、同じく特別副委員長に玉井哲夫議員が、広域的交通ネットワーク特別委員長に神坂達成議員が、同じく特別副委員長に井原隆議員が就任されましたので、御報告いたします。        ----------------市長提出追加議案の報告 ○桶本大輔議長 次に、市長から追加議案が3件提出されております。 議案につきましては、お手元に配付しておきましたので、御了承願います。〔参照〕-市長提出議案-        ---------------- △議案第138号の上程、議案説明 ○桶本大輔議長 議案第138号を議題といたします。 議案の説明を求めます。 遠藤副市長     〔遠藤副市長登壇〕 ◎遠藤秀一副市長 それでは、御説明申し上げます。追加提出その2の議案書の1ページをお願いいたします。 議案第138号は、赤城少年自然の家の解体を行うための工事請負契約を締結するに当たり、議決を求めるものでございます。 工事の概要につきましては、宿泊棟3棟、シェルターその他附属建築物及び工作物の解体工事並びに解体後の水路復旧及び敷地造成を行うものでございます。 以上で説明を終わります。 ○桶本大輔議長 説明が終わりました。        ---------------- △議案に対する質疑 ○桶本大輔議長 これから、議案に対する質疑を行います。 この際、申し上げます。 会議規則第55条第1項の規定により、発言は全て簡明にするものとし、議題外にわたり、またはその範囲を超えぬよう要望します。 それでは、質疑の通告がありますので、発言を許します。 石関洋臣議員     〔石関洋臣議員登壇〕(拍手起こる) ◆石関洋臣議員 自民党さいたま市議団の石関洋臣でございます。本日は、議案第138号に対する議案質疑を行わせていただきます。主に3点お伺いしたいと思います。 まず1点目でございますが、スケジュールについてでございます。本議案は、赤城少年自然の家の解体工事に係る契約議案となっておりますが、今定例会の予算議案でもあった外壁等のアスベスト除去工事の遅延による影響で、当初予定していた契約や、または工期自体のスケジュールに変更を及ぼすものであろうと思っております。そこで、まず今後のスケジュールについて教えていただきたいと思います。 そして2点目でございますが、契約の金額についてでございます。昨年末に行った本事業の仮契約の金額は、税込みで約3億3,000万円、それに対して今回の契約金額は約3億4,500万円ということで、約1,500万円上がっているといったことになっております。そのことについての理由を教えていただきたいと思います。 そして3点目は、アスベストへの対応についてでございます。先ほどもお話をしましたが、本事業におくれがでた理由は、その前に行っていた外壁等のアスベスト除去工事において、想定外の場所から新たにアスベストが見つかるなどして、工期が長引いた影響によるものでございます。 そこでお伺いしたいのですが、本議案における本体の解体工事においても同様のこと、つまり想定外の場所からアスベストが新たに出てきて、工期や、また費用に影響を及ぼすような可能性があるのか、またそういったことがあった場合にはどのように対応するのか、そういったことを含めて、本事業におけるアスベストへの対応をお聞かせください。 以上、3点でございます。 ○桶本大輔議長 副教育長     〔副教育長登壇〕 ◎久保田章副教育長 石関洋臣議員の議案第138号に対する質疑についてお答えいたします。 初めに、(1) 今後のスケジュールについてでございますが、解体工事の履行期間は、議会の議決を得たる日から平成30年8月31日までとしております。 なお、降雪期における現場作業が行えない期間として、12月中旬から翌年3月末までを見込んでおります。 次に、(2) 契約金額の変更理由等についてお答えいたします。議案にございます契約金額3億4,477万9,200円は、当初の仮契約金額3億2,994万円から1,483万9,200円増額したものでございます。契約金額変更の主な理由でございますが、斜面に設置する山どめなどの安全装置の設置期間の延長や仮設工事費用の増額、冬の降雪期間が履行期間に含まれたことによる解体重機の一時引き揚げなどのほか、公共工事設計労務単価が上昇したことによるものでございます。 次に、(3) 今までを含めアスベスト等の対応についてお答えいたします。今後、解体工事を進める中で、アスベストが見つかる可能性はないとは言い切れないと考えてございます。その際には、現場の状況を直ちに確認し、工期や費用に影響があるかどうか受注者と十分に協議を行い、必要な諸手続を行った上で、適切に除去作業を進めていくよう努めてまいります。 ○桶本大輔議長 以上で、石関洋臣議員の質疑は終了いたしました。(拍手起こる) 次に、吉田一郎議員     〔吉田一郎議員登壇〕 ◆吉田一郎議員 吉田一郎です。私は、議案第138号「赤城少年自然の家解体工事請負契約について」詳しくは委員会でやりますので、大綱だけお伺いしたいと思います。 何かといいますと、業者選定の過程に関して、一般競争入札で3億4,477万9,200円で和光・第一塗装特定共同企業体というところが落札したとありますけれども、ほかの入札の参加者は何者ぐらいあって、それぞれ幾らぐらいの価格を出してきたのかというのをまずお伺いします。 そして、この入札の参加に当たっての条件はどのように設定したのか。市議会のほうでも最近いろいろ話題になっていますけれども、特に地元の業者が落札できるようにというので、地域要件とかを入札参加に当たって設けたのか。特に今回、さっき言った落札したところは、2社とも浦和の業者の集まりなのです。私は以前から、大宮の工事は大宮の業者に、浦和の工事は浦和の業者にと言っていました。大宮区役所のときもそうですし、教育委員会がテレビを買ったときも、そういうふうにずっと言ってまいりました。そういった意味では、浦和の子供たちが使っていた赤城少年自然の家の解体を浦和の業者がやるというのはそういうことなのですけれども、今回の入札で、旧浦和市の業者が落札できるように、きちんと要件とかでそういうふうにやったのかというのを確認したいと思います。 以上、お願いいたします。 ○桶本大輔議長 副教育長     〔副教育長登壇〕 ◎久保田章副教育長 吉田一郎議員の議案第138号に対する質疑についてお答えいたします。 初めに、入札方法でございますが、一般の競争入札でございます。参加形態でございますが、2社による特定共同企業体で、参加資格はさいたま市競争入札参加資格者名簿に登載されている、さいたま市内に本店を有している業者でございます。 入札につきましては、平成28年10月31日に告示を行い、同年11月25日に開札を行いました。10者の応札があったところでございます。低入札調査の結果、失格となった2者を除きまして、落札者の落札時の落札金額ですけれども、消費税込みで3億2,994万円に対しまして、次点の業者につきましては3億3,120万3,600円、最高額の業者は3億4,560万円でございました。 次に、赤城少年自然の家が旧浦和市の施設ということで、浦和の業者ということの御質疑でございますけれども、一般競争入札において市内の業者を参加資格としたということでございまして、結果として、さいたま市浦和区に本社を有する業者で構成された企業体が落札したところでございます。 ○桶本大輔議長 吉田一郎議員 ◆吉田一郎議員 ありがとうございました。 1点確認なのですけれども、2社のグループでというのが条件だと言います。10者参加があったというのは、これは10者の「しゃ」の字が会社の社なのか、それとも者というのとどっちか、要するに10グループ来たのか、それとも10の会社で5グループだったのか、細かいですけれども、それを確認したいと思います。 あともう一点、私はえっと思ったのですけれども、要するに契約したところが、そのときは3億2,992万円で落札したと。でも、先ほど石関議員の質疑にありました仮契約で、いろいろな理由があって3億4,477万円に上がったとあります。でも、次点の業者が3億3,120万円でしたか、これで入れてきたというのです。ということは、落札した業者が1,400万円ぐらい上がってしまったのです。そうなると、次点の業者のほうが安くなってしまうのではないかなと思うのですけれども、これはどういった経緯なのですか。仮契約したところで、うちはやはり上げてくださいといったときに、では次点だったところは幾らでやってくれるのと、次点だったところは、いや、うちは入れたままでやりますと言ったら、これはそっちのほうになるとか、その辺はどうなのでしょうか、それを教えてください。お願いします。 ○桶本大輔議長 副教育長 ◎久保田章副教育長 吉田一郎議員の再質疑にお答えいたします。 まず、2社による共同企業体ということでございまして、これは10グループという形でございます。 それから、当初の入札をした後、補正予算でお願いしましたアスベストの除去工事のおくれがございまして、当初に入札したときよりも、新たに冬を越すような形の契約期間の変更がございましたので、そこで協議を行った上で算出した金額が、今回の議案で上げている先ほどの金額でございます。 ○桶本大輔議長 吉田一郎議員 ◆吉田一郎議員 要するに次点の業者は3億3,120万円で、契約を見直した後の金額より安かったと。次点の業者に関しては、あなただったら幾らでやるのというのは聞かなかったということでよろしいですか。 ○桶本大輔議長 副教育長 ◎久保田章副教育長 吉田一郎議員の再々質疑にお答えいたします。 聞いてございません。 ○桶本大輔議長 以上で、吉田一郎議員の質疑は終結いたしました。 これで、通告による質疑を終結いたします。        ---------------- △議案の委員会付託桶本大輔議長 次に、議案の委員会付託を行います。 ただいま議題となっております議案につきましては、お手元に配付しておきました議案付託表のとおり、文教委員会に付託いたします。 なお、本件につきましては、あすの本会議までに委員会を開催し、審査をお願いいたします。〔参照〕-議案付託表-        ---------------- △次会日程の報告 ○桶本大輔議長 以上で、本日の議事は終了いたしました。 30日、午前10時から会議を開きます。        ---------------- △散会の宣告 ○桶本大輔議長 本日は、これで散会いたします。午後3時55分散会        ----------------...